秋田の聖母マリア
皆さんこんにちは!天照です!
前回はイエス・キリストの人生について考察させて頂きました。イエス・キリストの人生を理解することによって、ファティマ第三の秘密の核心に一歩近づくことが出来たと思います。今回はファティマ第三の秘密の核心により近づくために、聖母マリアが過去に日本の秋田に現れた時のメッセージを紹介させて頂きたいと思います。
今からちょうど50年前、1973年7月6日、日本の秋田県に聖母マリアが現れ聖体奉仕会の修道女に3つのメッセージを託しました。
1.修道女への同情と耳の不自由の治癒の予告
2.人類への警告と要請、世の多くの人は主を悲しませていること、聖母はそれを慰める者を望んでいること、天主を慰める為に、罪びとや忘恩者に代わって苦しみ、貧しさを以ってこれを償う霊魂が聖母の望みである。また天主の怒りを知らせる為に、人類の上に大いなる罰が下されようとしており、祈り、貧しさ、苦行、犠牲的行為を通じて改心して祈ることは、そうした主の怒りを和らげることができる
3.もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしている。その時御父は大洪水よりも重い、今までにない罰を下されるに違いない。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬだろう。よい人も悪い人とともに、司祭も信者とともに死ぬだろう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるだろう。これ以上罪が続くならもはや罪の赦しはなくなる、最悪の時には御子の印とロザリオだけが、クリスチャンに残された武器である。ゆえに、犠牲を捧げ、熱心に祈りなさい。
以上が、聖母マリアが修道女に託したメッセージになります。
メッセージに何度か出てくる、主、天主、御父は神様、ユダヤ教のヤハウェのことですね。(天照も日本の神様ですが、ここでいう神様は神の中の神、宇宙の神様のことです。)
つまり、秋田の聖母マリアが修道女に託したメッセージは、神様が今の世界と人類に対して大変お怒りであること、それに対する罰が下されようとしていること、その罰の重さはノアの大洪水よりも重く、今までにないものであること、善人も悪人も多くの人が死に、生き残った人々には死んだ人々を羨むほどの苦難があること、これ以上罪が続くならもはや罪の赦しはなくなること。
ノアの大洪水とは、紀元前3000年頃に人類の悪に怒った神様が大洪水を起こしてノアとその家族以外の人類を殺し尽くしてしまう物語ですね。そして、その後もう大洪水は起こさないと契約し、その証として空に虹をかけました。
そして、最悪の時には御子の印とロザリオだけが、クリスチャンに残された武器であること、ゆえに、犠牲を捧げ、熱心に祈ること。
また、他に修道女は天使を何度も目撃し、6月29日には天使は彼女にファティマの祈りを教え、ロザリオの各連の後に付けるように、と指導した。この祈りは、1917年にポルトガルのファティマで3人の少年少女を前に聖母が教えたものだったが、当時は日本ではまだ和訳されておらず、天使が教えたその祈祷文は、後に和訳されて日本に広まるものと一字一句違わぬものだった。
2019年10月6日のメッセージ
あるシスターがシスター笹川から直接聞いた話によると、2019年10月6日午前3時半頃に、秋田で三十何年か前にシスター笹川に現れたのと同じ天使が現れ、「灰をかぶって悔い改めのロザリオを毎日祈ってください。幼子のようになって、毎日犠牲を捧げてください」等のメッセージを告げたという。また天使がシスター笹川に現れた後に、シスター笹川があるシスターに「時が近いと感じた」と話した。
以上のことをまとめると、人類に対する神の罰が下されようとしていること、その罰の重さはノアの大洪水より重い、人類史上かつてないものであること、その時は近いこと。
最悪の時には、御子の印とロザリオだけが武器であること、犠牲を捧げ、熱心に祈ることが大事であること。
皆さんいかがでしたでしょうか?
秋田の聖母マリアが伝えたメッセージを理解することでファティマ第三の秘密の核心にかなり近づいてきたのではないでしょうか?
次回はガラバンダルに現れた聖母マリアのメッセージを紹介させて頂きたいと思います。
天照でした~!